「14年」 そういえば息子は14歳.山田家の子育てはどんぐり通信の歩みとともにあったのだなあ,と今気づかされました.
さて,今回は「つづける」ということについて私の子どもの時の思い出からお話したいと思います.小さいころ私は不器用で要領が悪く,何か新しいことを覚えたり身につけるために時間のかかる子でした.なわとび,自転車などなど…母は内心「この子は不器用だなあ」あきれていたに違いありませんが(笑),いつも練習につきあってくれ「できるようになるまで,こつこつとよく頑張ったね」と言ってくれたことをよく覚えています. スポーツや芸術,そして学業など分かりやすい長所のなかった私にとって,母のこの言葉はとてもうれしい褒め言葉でした.今でも「これと決めたらあきらめずに,あきることなくこつこつ努力し続ける」ことは私にとって大事なアイデンティティになっています.
振り返って,親としての自分.母のように子どもたちの見えにくい長所,きちんと見つけてあげられているだろうか? ありのままの子どもたちを心から受け入れられているだろうか? 夜,家族がみんな寝静まって1人になったときに自分に問うときがあります. 昨今,天災や事故,そして戦争などで命を奪われる子どもたちのニュースが流れない日はありません.本当は今ここにいてくれるだけで幸せなことなのに,気がつくと自分の色眼鏡を通して子どもを評価してしまっている自分がいます.言うは易し.本当に難しいことだなあと思っています. 皆様はいかがでしょうか?
子育ても休みなく毎日何年も,何年もつづきます.つらいときも面倒くさい時もありますが,希望を失わずに粘り強くこつこつと行きたいものですね. 更別は子育ての長い道のりを支えてくれる人達がたくさんいます. 時には頼り支えられながらでも親として「100点満点」…ではなくて「第100号」を目指しましょう!
所長 山田康介
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