2017年8月6日日曜日

動物にかまれた 〜診療所かわら版2017年7月号より〜

皆さんご存知ですか?動物の口の中が汚いことを。なんとなくわかりますよね。

ここでは犬と猫と人間に噛まれた場合のお話をしましょう。

なぜヒトも入っているかですって?ヒトの口の中は犬猫以上にバイキンだらけなのです…口の中が汚いと危険な肺炎を起こしやすくなるくらいに。

さて、なので噛まれたらまずはひたすら水道水で洗いましょう。
昔は「傷には消毒」と言われていましたが、今は「傷には流水で洗い流すが医者の中での常識となっています。

傷口はぱっくり開いていると縫って治しますが、噛まれた傷は汚いので縫うと膿が溜まってしまうので基本縫えません。犬に噛まれた傷で、血流が豊富なところで、6時間以内なら縫って治療することも出来ます。
そして、バイキンが入り込んで化膿する確率が高いので、抗生物質を飲んでもらうことが大半です。
あと、破傷風の予防もしなければならないのでその注射もします。(一部例外あり)

こんな感じでたかが噛まれただけ、と思うかもしれませんがやらなければいけないことが多いです。なのでまずはなるべく早めの受診を。

では、最後にまとめ
●噛まれた傷は、汚い(ヒト>猫>犬)
●まずはひたすら水道水で洗いましょう
●犬に噛まれた6時間以内の傷なら縫えることが多いですが基本は縫えません
●化膿するので抗生物質を飲んでいただきます
●破傷風の予防をします

最後に、日本では狂犬病はないのでご安心ください

文責:古川享(更別村国民健康保険診療所)

0 件のコメント:

コメントを投稿

  マダニの季節になりました  やっと暖かくなってきて、草刈り、山菜取り、山登りの季節になり草むらや笹を分けて入る時もあるのではないでしょうか。草刈りや山菜取りではしゃがむことも多いですし、山菜取りは下草や笹が茂った所を分け入ることも多いでしょうか。山登りもまだこの時期は登山道の...