保育園のかわら版「どんぐり通信」への連載,12月号はムネカタ医師が担当してくれました!
ぴよぴよ(保育園のグループ名)母さんから3年,きらきらぼし母さんになったムネカタです.
あっという間に息子は,ただただ健康を願い毎日の成長が楽しみだった乳児さんから,お友達との関係や学童期へむけての準備の心配をする幼児さんになりました.自分のことは自分で,母のお手伝いまでできるようになった息子に助けられながら,毎日をあわただしく送っています.成長めざましい息子とは対照的に,母は相変わらず家事はテキトーで,自分の都合で息子を急かしたり怒ったりとまだまだ未熟で反省することばかり.キラキラ働く母さんに憧れ日々精進中です.
診療所での仕事は,時には子どもたちにとって痛いことや嫌なことをしなければならないので内心嫌われちゃうかなとドキドキしたり(マスクをしていても子どもはすぐ気づく!),いつも活発なお友達がぐったりつらそうにしているのを見ると大丈夫かなと親御さんと一緒に心配したりしていますが,診療所の外で再会して「なおったよ−!」とかわいい笑顔をみせてくれると本当に安心して嬉しくなります.いつも元気に遊んでいる子どもたちの姿をみると,病気の治療は「お熱を下げるため」ではなく,「元気になってお友達と楽しく遊べるようになるため」にするんだなと医療の本当の目的を実感でき,またがんばろう!という私の活力になります.
また,保育園や地域のお祭り,スポーツ大会(その後の飲み会♪)に参加させてもらうことも更別生活の楽しみのひとつです.すっかり村人として親子でとけこんでいるので,普段診療所で会うおじいさん,おばあさんには気づかれないことが多いのですが(笑),お友達と一緒に季節を感じたり,成長を確かめあったり悩みを相談しあったりできる貴重な機会になっています.そんな昔ながらの地域のつながりを感じられる更別で,親子共々成長していきたいと思っています.今後ともよろしくお願いします.
更別村診療所 ムネカタ
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かわら版 1月号より
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