2016年5月7日土曜日

平成28年度のご挨拶 診療所かわら版 2016年4月号より

 別れと出会いが交錯する季節、春ですね。診療所もこの3月、9年間に渡りこの地域のリハビリを支えてくれた堀理学療法士、長崎から1年間の期限で研修にきてくれた鳥巢医師を送り出し、新たに石川作業療法士、黒岩医師、そして田畑看護師を迎えて新しいチームで再スタートします。今まで以上に住民の皆様の安心に貢献できるよう、スタッフ一同努力して参りたいと思います。
 今年度、診療所は以下のことに重点的に取り組んでいきたいと考えています。
(1)地域連携の推進
少子高齢化が進む近年、地域で保健・医療・介護・福祉の多職種が密に連携し安心して暮らせる環境を整備することが求められています。村唯一の入院施設を持つ医療機関として多くの皆様との対話を通じてそのあり方を探り、運営に反映させていきます。
(2)利便性の向上
住民の皆様により身近に利用頂けるよう、見直しを行い、改善します。
(3)生活習慣病管理の改善
更別村診療所はこれまでも生活習慣病管理に力を注いできましたが、今年度主に糖尿病の管理について改善を行います。
 また、今年は更別への医師派遣元である北海道家庭医療学センターが帯広協会病院に総合診療科を創設、私たちのような総合診療専門医の十勝での養成を本格化させます。更別も研修の舞台となります。ぜひご協力をよろしくお願い致します。

 春。皆様はどんなことを胸に抱いてお過ごしでしょうか?

所長 山田康介

0 件のコメント:

コメントを投稿

かわら版 1月号より

カレンダーをみて気づいたのですが、令和の時代ももう7年目になるのですね。時の経つことの早さと同時に世の中の変化の大きさにも驚かされる毎日です。  令和元年末に始まったコロナ禍。令和4年ロシアのウクライナ侵攻、5年イスラエルのガザ地区侵攻と相次いで始まった戦争。自国第一主義と言われ...