ブログ担当の山田祐揮です。今回は、かぜ薬が品薄になっていることに伴う処方制限についてお知らせします。
現在、全国的に喉風邪が大流行していることや、コロナの感染拡大、そして一部製薬会社の製造ライン不備等の影響を受け、いわゆるかぜ薬(咳止め、痰切り)が深刻な品薄に陥っています。
また、一部の薬剤に関しては製薬会社より今後数年間にわたる供給量の低下が見込まれる旨の通知も出ています(原材料不足による)。
当院及び近在薬局でもかぜ薬の入荷量がかなり制限されてきており、今後みなさまに必要かつ十分なだけのおくすりが行き渡るよう、かぜ薬(咳止め、痰切り)に関しては下記のような対応とさせて頂きます。
みなさまにはご迷惑をおかけ致しますが、必要な時におくすりがない!といった事態に陥らないための対策ですので、何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
◆対象となる薬剤(主なもののみ)
*咳止め:メジコン、デキストロメトルファン、アスベリン、アストミンなど
*痰切り:カルボシステイン、ムコダイン、ムコソルバン、ムコサール、アンブロキソールなど
◆今後ご協力をお願いすることのある対応
・処方日数の短縮
・決まったタイミングでの服用→症状が出たときのみの服用(頓服)への変更
・同じような効能の漢方薬への変更
・予備として/念のためとしてお薬の日数を増やす対応をお断りさせて頂く
・1回量の減量