2016年11月16日水曜日

新しいニキビ治療 〜かわら版2016年11月号より〜

今回のテーマは、ズバリ『ニキビ』です。ニキビと聞いて皆さまどんなことを思い浮かべますか?過去の甘酸っぱい思い出?あるいは治療に難渋しつらい思いをした、あるいは今も苦労している方もおられるかもしれません。
 そんな中、今年(2016年)にニキビの治療のガイドライン(一般的な検査や治療の道しるべ)が改訂されました。
 これまで使ってこなかった新しいお薬(海外では随分以前から使用されて安全性は確認されているもの)が推奨されたり、また飲み薬と塗り薬の組み合わせのお勧めが変わったりなど、目立った変更点がいくつかありました。

以前、『ニキビは青春のシンボル』などと言われ、生理的現象として軽視されていた時期がありました。確かに日本では90%もの人がニキビを経験するものの、そのうち医療機関を受診するのは10%ほどと言われています。
しかし実際はどうでしょうか?軽くて済む方もおられる一方で、重症化し痕が残ってしまいつらい思いをする方も少なくないと思います。
ニキビは脂質(あぶら)の代謝異常、皮膚の角化異常、細菌の増殖が複雑に関与した皮膚の炎症による病気です。ニキビが出始めた早い時期に治療をすることで、瘢痕(痕を残すこと)を予防できるというデータも出てきました。
 それを踏まえ、更別村診療所でも新しいガイドラインに沿った治療が行えるように、扱うお薬を追加したりなど必要な対処を行いました。
 ニキビでお困りの方がおられましたら、是非一度ご相談頂ければと思います。ライフスタイルやスキンケアも治療にとって大切であり、これらについてもご相談させて頂きます。

医師  川合 晴朗  

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