2022年5月27日金曜日

 花粉症のかたはつらい季節ですね

  アレルギー性鼻炎の中で、季節性のものを花粉症と呼びます。この20年で花粉症に罹るひとは10代で2.5倍、10歳以下で4倍に増えています。また、今年の北海道は花粉の飛散が例年よりひどいようです。

 アレルギー性鼻炎には以下の3つの大きな特徴があります。

  発作性・反復性のくしゃみ

  水性の鼻水

  鼻づまり

 最近の新型コロナウイルスの流行状況を考えると、上に挙げた特徴だけでは新型コロナウイルス感染か花粉症か判断しづらいと思います。しかし、いくつかの症状は新型コロナウイルス(オミクロン株)感染と花粉症で異なるようです。

発熱、のどの痛みや咳は新型コロナウイルス感染では認めることが多いですが、花粉症ではまれな症状です。一方、鼻や目のかゆみ・ムズムズ感は花粉症で特徴的なようです。

これらの症状によって大まかに目星をつけることは可能ですが、新型コロナウイルス感染症も花粉症のどちらも非常に多彩な症状を呈します。判断にお困りの方は診療所にご相談ください。また、現状のようなコロナ流行状況ですので、診療所ではややオーバーな対応をしなければならないこともあります。花粉症のようであっても一旦発熱外来での診察になってしまう場合がありますが、花粉症と診断すれば通常の外来と同じように処方箋を出せますのでご安心ください。このような状況下ですのでご理解頂ければ幸いです。

 花粉症のセルフケアですが、外出時のマスクや花粉症用メガネの使用、花粉が多い日は窓を開けない、外出後の手洗い、洗顔、うがいといったものがあるようです。コロナと同じような対応ですが、消毒ではなく洗い流すことが大事なようです。あと、ストレスも悪くする原因のようですよ。
 (更別村かわら版2022年5月号より)

2022年5月1日日曜日

医師紹介のページを更新しました。

 医師紹介のページを更新し、2022年4月より赴任している、重原(しげはら)医師、

八嶌(やしま)医師、猫本(ねこもと)医師を紹介しております。

当診療所の待合室においてもご覧いただけます。

1年間よろしくお願い致します!

新年度のご挨拶 〜 診療所かわら版2024年4月号より 〜

例年になく少なかった雪が解け、畑の土が顔を出していますね。たった1分の通勤時間でも日差しに、はっきりと春を感じます。診療所は3人の新任の医師を迎え新たなスタートを切りました。この数年不在だった副所長クラスに堂坂医師が着任。「いつか一緒に仕事ができたらうれしいな」と思っていた頼もし...