2019年7月21日日曜日

少々お待ちください(待ち時間について)〜診療所かわら版2019年7月号より〜


受診いただいた皆様を長時間お待たせしてしまうことが多く、 大変心苦しく思っております。当診療所としましても工夫して おりますが、対応しきれない点はご理解ください。

Q. なぜ 待ち時間が長くなってしまうのか? 
① 様々な年齢の患者さんの、あらゆる健康問題を扱うため。
→ 他の病院では相談しにくいお悩みをお聞きしたり,予防活動を行ったり、時にはご家族についてや人生についてもご相談したりしています。また,ご高齢の患者さんは同時に複数の健康問題を抱えている方が多いです.そのような方を健康問題毎にバラバラに診察するのではなくお1人の人として統合的にケアすることが大事で時間がかかることもあります.

② 医学生や研修医等の教育も担っているため。
→ 更別村が安定的に医師を複数確保でき,地域の多様な医療ニーズにお応えできているのは「教育」を行っており,「更別で働きたい,学びたい」と思う若いDrが来てくれるからです.

③ 外来以外にも医師の仕事がたくさんあるため。  
→ 医師の仕事は通院される患者さんの診察だけではありませんので,全員で外来通院の患者さんの診察に当たることはできません.訪問診療の患者さん、入院患者さんの診察やご家族との面談もあります. 予防接種、各種検査や健診、会議や書類作成など…。 4名の医師全員が毎日フル稼働で様々な仕事をこなし,夜間や土日祝日も交代で診療に当たっていることをご理解下さい.

Q. 解決策 はあるのか? 
① 混雑する時間帯をお避けください!
→ 朝一番、午後一番、夕方最後は大変混雑します。

② 予約の時間枠をご利用ください!
→ 午前中、診察前に検査がなく、診察医を指定しない方にご利用いただけます。
 時間通り来られる方が対象です。詳しくは医師または看護師にお尋ねください。

③ 優先診察を実施しています。
→ 急なケガや発熱のほか重症の方、および未就学児をお連れの方は、優先して診察しております。順番が前後することもありますが、ご理解お願いいたします。

文責:田尻(サービス向上委員会)追記山田(HP担当)

2019年5月30日木曜日

NHK北海道クローズアップで更別村診療所が紹介されました.

2019年5月24日,NHKの「北海道クローズアップ」という番組で更別村診療所が紹介されました.
地域の医療を守る医師が確保できず苦しむ北海道内の自治体が増えている一方で,更別村は総合診療専門医複数名により安定した医療が提供されています.
その秘密を探り,今後の北海道のみならず日本全国の地域医療の課題の解決に一石を投じる内容となりました.
当院からは院長の山田,棟方,伊藤が登場しました.
過去形になってしまい本当に申し訳ありませんが,紹介致します.



2019年5月26日日曜日

マダニは無理矢理とらないで! 〜診療所かわら版5月号より〜

暖かくなり、農作業や家庭菜園、山菜採りなどで草むらに入ることが多くなる季節ですね。この時期は、草むらにひそむマダニに咬まれる方が多くいます。
マダニが媒介する病気(日本紅斑熱、ライム病、重症熱性血小板減少症候群など)にならないために、予防法と対処法をお伝えします。

<予防法> マダニの活動が盛んな春から秋は要注意!
森林や草むら、やぶなど、マダニが多く生息する場所に行く時は、肌の露出を少なくする服装にしましょう。
  1.  長袖(シャツの裾はズボンの中に入れる)
  2.  長ズボン(ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる)
  3.  足を完全におおう靴(サンダルは避ける)
  4.  帽子、手袋、首にタオルを巻く など
服は、明るい色のもの(マダニを見つけやすい)やナイロン製など化学繊維素材のもの(マダニがつきにくい)がおすすめです。

<対処法>  早期発見・早期受診!
マダニは、人や動物に取りつくと皮膚にしっかりと口器を突き刺し、
長時間(数日~10日間以上)吸血しますが、マダニに咬まれても痛みがなく、気がつかない場合が多いです。早期発見するために、屋外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認してください。特に、わきの下、足のつけ根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。吸血中のマダニに気がついた場合、無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液が逆流したりする恐れがあるので、やめましょう。
○  マダニにかまれていることに気がついたら、日中に診療所を受診して下さい

マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱、食欲低下、嘔吐、下痢等の症状があった時には必ず診療所を受診してください.

医師  棟方 智子

2019年4月28日日曜日

医師の紹介のページを更新しました.

4月1日に安達記宏,ひろむ医師に代わり伊藤史織(いとうしおり)医師,田尻巧(たじり たく)医師が着任しましたので,医師紹介のページを更新しました.
ついでに所長の山田のコメントも新しくしましたのでよければご覧下さい!

医師紹介のページ

2019年3月29日金曜日

春の不調にご用心! 〜診療所かわら版3月号より〜

朝晩の冷え込みもやわらぎ暖かい日差しを感じる日が多くなってきました。苗の準備や農機具の整備など仕事も忙しくなってきたとお聞きすると春だな~と思います。
春は卒業・入学・進学などおめでたい出来事もあり新たな生活に期待が膨らむ一方、気候や生活環境など変化も多く不安や心配事などストレスを感じやすい時期でもあります。適度なストレスは人間的な成長を促すものですが、過剰なストレスはメンタルヘルスの不調や生活習慣病など身体疾患のきっかけになることもあります。
ストレス反応は、下記のように身体面・心理面・行動面に様々な反応が現れます。

  •  身体面
   疲労感 肩こり 腰痛 動悸 息切れ 血圧上昇 頭痛 睡眠障害 食欲不振 下痢 便秘 など
  •  心理面
   イライラ あせり 不安 落ち込み 集中力の低下 やる気が出ない マイナス思考 など
  •  行動面
   過食 過激な飲酒・喫煙 何かしていないと落ち着かない 買い物依存 など


自分や家族のストレス反応に気づいたら、生活リズムを整える栄養バランスの良い食事をとる、休養をとる、気分転換をするなど早めに対応することが重要です。
ストレス反応の程度が重かったり長期間続いたりする場合には、当院にご相談ください。診察の結果、当院で治療をする場合もありますが、専門医の診察が必要な疾患や状態であることがわかった場合には適切にご紹介いたします。

医師 棟方智子

2019年3月23日土曜日

離任のご挨拶 〜診療所かわら版 2019年3月号より〜

安達記広(あだち のりひろ)

更別村の皆様、3月をもって更別村での勤務が終わりとなります。この地には2年間いましたが、非常に住みやすい村でした。その中で息子もスクスクと育ち、妻も勤務に復帰出来ました。これも村の人達が暖かい気持ちを持って接してくれたからだと思っています。本当にありがとうございました。
私の方は慣れない環境と業務から悩み、苦しむことも多かった2年間でした。その中で患者さんから「話を聞いてくれてありがとう」、「先生と話をして安心しました」、「また診てね」という声かけが励みとなり頑張ることが出来ました。診療所や他職種のスタッフの方々にもお世話になった一方でご迷惑をかけることも多く、この場を借りてお礼とお詫びを申し上げます。この2年間は「地域に求められる医師のあり方」について本当に多くのことを学ばせて頂きました。この診療所でしか経験出来ない貴重な学びが多く、私にとって大変意義のある2年間でした。4月からは職場は変わりますが更別で学んだことを忘れず、家族と共に新天地で頑張っていきたいです。2年間本当にお世話になりました。皆さんお元気でお過ごし下さい。

安達ひろむ(あだち ひろむ)

こんにちは、安達ひろむです。ちょうど1年前、この場をお借りして新任の挨拶をさせていただいたのが、ほんのついこの前のことのように感じております。この度はお別れの挨拶ということで、時の流れの速さにただただ驚くばかりです。
今年度は産休・育休明けから始まり、子どもを保育園にお願いして、今までと働き方がガラッと変わった状況の中で、周囲のみなさんのサポートを借りながら、外来診療と訪問診療をメインになんとか1年間働くことができました。
更別はとてものびのびとしていて、活気に溢れるところだなと肌で感じながら、美味しいものもたくさんいただきました。更別での生活は過ごしやすく、そして楽しかったです。
今後はひとまずは帯広での勤務となりますが、時折研修のために更別へ足を延ばす機会もあるかと思います。見かけたときは、是非声をかけてくださると嬉しいです!
1年間本当にありがとうございました。



澤谷裕子(さわやゆうこ)

こんにちは、澤谷です。
更別国保診療所に勤務してちょうど10年になります。あっという間の10年でした。外来では、患者さんの名前を呼び間違えたりとそそっかしい私。色々な方に多大なご迷惑をかけた事でしょう。
しかし、患者さんやスタッフの方々に温かく見守って頂き、無事に楽しく過ごす事が出来ました。
たくさんの方と出会い、色々な事も教えて頂きました。また患者さんから「ありがとう」と言葉を掛けられた時は本当に嬉しかったです。私も日々感謝の気持ちを忘れずに、これからも過ごして行きたいと思います。
長い間お世話になりました、本当にありがとうございました。


2018年12月30日日曜日

新年のご挨拶〜時代の変化〜

 30年続いた「平成」という時代が終わりを迎えようとしています。
 「昭和」から「平成」へ年号が変わったその時、私は中学3年生。
 世の中が大きく移り変わっていく様を目の当たりにしながら、まだその意味をよく理解できないまま大人へと向かっていったように思います。
 しかし「平成」は、私にとっては自身の人生のあり方を決定づける時代となりました。
 医師という職業に就き、「総合診療科」という日本においては全く新しい分野の専門医となったこと、そして更別村との出会い、家族とともにこの地で永く暮らすという決断、当時の上司の命に従い医師4年目で更別村診療所に赴任したとき、自分が医師としての人生の大半をこの村で過ごすことになろうとは思っていませんでした。
 気がつくと18年、「総合診療科の医師が地域に根付いたらこんなに地域がよくなるんだよ」ということを世に知らしめたくて走り続けてきました。この間に医療を取りまく環境は大きく変わってきました。医学の発展と高度化、少子高齢化を背景とした病院や診療所の機能分化の促進、地域包括ケアや在宅医療の推進が特徴的です。「治す医療から支える医療へ」などというキーワードもよく語られるようになり医療のあり方が問われる時代でしたが、そのような中で更別村は住民の皆様、そして大切な仲間に支えられ地域医療のモデル地域として全国的に知られる存在になりました。さて、次はどのような時代になるのでしょうか。
 更別村診療所は時代、環境の変化をしっかり捉えながら、これからも「まちのお医者さん」として発展を続けて参ります。
 皆様の新しい時代が幸多いことをお祈りして、新年のご挨拶とさせていただきます。

所長 山田康介

少々お待ちください(待ち時間について)〜診療所かわら版2019年7月号より〜

受診いただいた皆様を長時間お待たせしてしまうことが多く、 大変心苦しく思っております。当診療所としましても工夫して おりますが、対応しきれない点はご理解ください。 Q. なぜ 待ち時間が長くなってしまうのか?  ① 様々な年齢の患者さんの、あらゆる健康問題を扱うため。 ...