2015年3月17日火曜日

2月と3月に実習された学生さんから感想を頂きました.

2/23(月)〜2/27(金)に実習された松宮美沙希さん(筑波大学5年生)
3/2(月)〜3/6(金)に実習された金子昌裕さん(神戸大学5年生)
からそれぞれ感想を頂きました.
それぞれ
「この実習で印象に残ったこと,最も教育的だったところは何ですか?」
質問に対する回答から抜粋です.

松宮さん
印象に残ったことは、前述しましたが、家庭医の役割です。
ムネカタ医師(右)と語り合う松宮さん.女性医師の
先輩から何を学んだのでしょうか?
今まではなんとなく患者さんを診ると理解していましたが、健康維持とライフバランスを診ることだとようやく理解しました。
具体的には、訪問診療させていただいた男性の現在と今後に医療者はどう関わっていくべきか、振り返っていたときです。
訪問診療することで、家族だけでなく社会との関わりが保たれているので、家庭医には架け橋のような役割もあることに感銘を受けました。
教育的なことは、やはり振り返りの時間です。
言われてみれば、どういうことなんだろう?といった疑問点も解決へと導かれる場なので、勉強になりました。振り返りを通して、考えて実習をするようになりました。
今までは大学での実習はただやりこなすだけでしたが、考えることで記憶に鮮明に残りますし、振り返りの時間で深められるのでいい方向に働きました。
むしろ考えないと、何も印象に残らない実習となるので、一週間考え続けられたのはよかったです。

金子さん
先生方の医療に対する考え方や研修教育に対する姿勢などを伺うことができたこと、外来診療や訪問診療を実際に体験させていただく機会もあり、非常に貴重な体験でした。
先生方が発言の機会を与えてくれる、自分の考えを話す時間を与えてもらえたのが一番自分にとってよかったと思っています。言語化する能力をもう少し意識して鍛えたり、自分の考えをまとめていかないといかないことを痛感させられました。

松宮さん,金子さんお二人とも積極的に学び,更別の冬,美味しい食べ物を満喫して行かれましたよ!






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