2015年3月20日金曜日

離任のご挨拶(塚本高裕) 〜診療所かわら版2015年3月号より〜


昨年4月からの1年間、あっという間でしたが、皆様には大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。前任地の室蘭とは環境もがらりと変わったため初めての経験も多く、利用者の方々にはご迷惑をおかけした場面もあったかと思いますが、皆様のご理解のもとあたたかく迎えていただけたおかげで、医師として成長することができました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

この1年間で学んだことは色々ありますが、今までと一番違うことは、診療に携わる中で地域の方々の生活を思い浮かべやすくなったことでしょうか。都市部で診療をしていると誰がどこで何をしているか、地域の方々の生活が見えにくかったのですが、更別に来て外来でお話を伺う中で、例えば農家さんの生活がどんなものなのか、その大変さや季節ごとの医療機関との付き合い方などを垣間見ることができました。患者さんのお仕事を含めた『背景を理解する』ということは家庭医としてとても大切なことなのですが、その大切さを実感することができた1年でした。

皆様にいただいた経験を糧として、今後も医師としての研鑽を積んで参りたいと思います。

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