2017年12月17日日曜日

低用量ピルの処方をしています. 診療所かわら版 2017年12月号より

低用量ピルは、女性ホルモン(卵胞ホルモン、黄体ホルモン)を適切に調整することで排卵を抑制するお薬です。毎日1回1錠ずつ飲むことで、確実に避妊する(望まない妊娠を防ぐ、成功率ほぼ100%)ことができます。避妊をしたい女性が自分自身の意思で避妊できる方法です。(お薬を中止すれば、すみやかに妊娠できる体に戻ります)

また、毎月の生理に伴うつらい症状(生理痛、頭痛、肩こり、腰痛、めまい、吐き気、むくみ、イライラや憂うつなど気分の変調、乳房の張りや痛みなど)を軽くする効果や大人ニキビ・肌荒れ・多毛症の改善、生理が周期的になり出血量を減らす効果もあります。

試験や旅行など大事な予定にあわせて、計画的に生理日を変更することもできます。お薬を飲み始めたときに副作用(吐き気や不正出血等)が生じることもありますが、飲み続けることで軽減します。そのため、生理日の変更をご希望の場合は、大事な予定の2か月前にはご相談ください。来年1月~2月に試験等ある方は、12月中に受診されると良いですね。

その他にも子宮内膜症の予防・進行抑制、子宮体がんや卵巣がん・卵巣のう腫のリスク低下、乳房の良性腫瘍の発生率低下など避妊以外にも多くの効能があり、海外では広く普及(欧米では約40%)しているお薬です。

ただし、喫煙や高血圧、血栓症になったことがある等、静脈血栓症のリスクが高い方には処方できないことがあります。

お値段(診察料・薬代含)は、初診時2,100円、以後月1,640円です。

※ 冬期は暖房費加算あり  
※ 副作用等なければ長期処方(最長3か月)可能

避妊の相談や生理に伴うつらい症状でお悩みの方、大事な予定にあわせて生理日を変更したい方は、ご相談ください。           

医師  棟方 智子

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待ち時間について 〜 診療所かわら版2018年8月号より

更別村国保診療所の医師は、総合診療科(家庭医療科)を専門としています。総合診療科の特徴の一つとして、 乳児から高齢者まで 様々な年齢層の、 急性~慢性の病気やケガ等 多くの疾患や問題をかかえる患者さんを対象に、日常的な「かかりつけ医」としてあらゆる健康問題の相談にのっています。...