2014年6月26日木曜日

マダニに注意しましょう! 〜診療所かわら版 2014年6月号より〜


 更別では5月から7月にかけて「ダニ」にかまれて受診される方が急増します.
 今日はこのダニについて,お知らせします.

【ダニ咬傷について】
 日本国内で見られるダニ咬傷は「マダニ」によるものです.
 動物の皮膚に食いついて長時間,吸血します(写真).
 やっかいなのはこのマダニが吸血することによってさまざまな病気を媒介することがあることです.ライム病,Q熱などが比較的よく知られていますが,近年西日本を中心に数十名が発症して話題になっているのがSTFS(重症熱性血小板減少症候群)というウイルス感染症です.
 ダニにかまれてもこういった病気になる可能性は決して高くはないのですが,ダニに咬まれないよう予防に努めることは大事ですね.

【マダニから身を守るにはどうしたらよいですか?】
 マダニはシカや野ウサギなどの野生動物が出没する環境に多く生息していますが,更別では住宅の庭や畑にも生息しています.
 屋外で遊んだり作業したりするときは腕や足,首など肌の露出を少なくすることが大事です.首にタオルを巻いたり,シャツやズボンの裾を靴や靴下の中に入れたり,シャツの裾も軍手の中に入れてしまうと効果的です.
 また,屋外で活動したあとの上着や作業着は家の中に持ち込まないようにしましょう.衣服にマダニがついていたときはガムテープなどで取り除くとよいでしょう.入浴時に体にダニがついていないか確認するとよいですね.

【ダニにかまれたらどうしたらよいですか?】
 マダニが体に食いついていても,無理に取り除くことはやめましょう.ダニの口器(あご)が皮膚の中に残ってしまい,あとで化膿することもあります.医療機関を受診して取り除いてもらいましょう.必要に応じてお薬が処方されるときもあります.
 マダニにかまれた後,数週間程度は体調の変化に注意して下さい.
 発熱等の症状が認められたときは医療機関で診察を受けて下さい.   

  

所長 山田康介

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更別村国保診療所の医師は、総合診療科(家庭医療科)を専門としています。総合診療科の特徴の一つとして、 乳児から高齢者まで 様々な年齢層の、 急性~慢性の病気やケガ等 多くの疾患や問題をかかえる患者さんを対象に、日常的な「かかりつけ医」としてあらゆる健康問題の相談にのっています。...