これまでは保健師さんの出生時訪問のときに定期接種のワクチンと一緒にお勧めしてきましたが,4月以降未接種の全ての対象児に案内がされております.
ヒブワクチンや小児肺炎球菌ワクチンは髄膜炎や敗血症など死に至ったり救命しても後遺症を残してしまう可能性のある重篤な感染症の予防に有効であることから定期接種化されました.
子宮頚癌予防ワクチンは主に性的接触により感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が原因であると考えられ,初交前の年代(10~14歳)にワクチンを接種し,20歳以降に子宮がん検診を定期的に受診することが子宮頚癌の予防に有効であるとされています.
このブログ上で詳細な接種スケジュールや副反応についての情報まではお知らせできませんが,大まかに以下のように接種します.
ヒブや肺炎球菌による重篤な感染症は2歳未満の乳幼児期に危険が高いため,接種回数が多くて大変ですが早期に接種されることをお勧めします.
ヒブワクチン
●対象者:生後2か月以上5歳未満の子ども
●接種回数
生後2か月以上7か月未満・・・4回
生後7か月以上1歳未満・・・3回
1歳以上5歳未満・・・1回
小児肺炎球菌ワクチン
●対象者:生後2か月以上5歳未満の子ども
●接種回数
生後2か月以上7か月未満・・・4回
生後7か月以上1歳未満・・・3回
1歳以上2歳未満・・・2回
2歳以上5歳未満・・・1回
生後2か月以上7か月未満・・・4回
生後7か月以上1歳未満・・・3回
1歳以上2歳未満・・・2回
2歳以上5歳未満・・・1回
子宮頚癌ワクチン
●対象者:中学1年生〜中学3年生(更別村の場合)
●接種回数:3回(初回接種、初回接種から1か月後または2か月後、初回接種から6か月後)
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