2013年4月13日土曜日

入園・入学式シーズンの診療所は空いている.そして所長の気持ち.

入園・入学シーズンですね.
ヤマダ家の面する通りは小学生の通学路.
毎朝,新1年生が通学になれるまでの間お母さんに付き添われて(といっても田舎ですのでそれほどでもないですが)歩いて行く姿がほほえましいです.
そして,農家さんたちの仕事が始動!
更別村内はこの時期,一気に活気づく印象を受けます

そして,診療所に目を向けると・・・
待合室は冬場の賑わい(待ち時間が長くなってしまい申し訳ありませんでした・・・)が嘘のように静かです
そうです.患者さんが少なくなるのです.
インフルエンザの流行は2月末あたりで収束し,さらに春休みにはいりご家庭で過ごすお子さん達の間で感染症は広がらなくなります.よって,お子さんの受診が減る.
農家の皆さんは忙しくなると,医療機関に来なくなります.受診はもうお天気次第.送り迎えの必要なご高齢の方も同じです.

この時期患者さんが少なくなる2大理由がこれらなんです.
毎年ヤマダ以外の医師が入れ替わる中でこの時期患者さんが少なくなるのは運営の面からはとてもありがたいのですが,一方で不安になります.
「村内で診療所の悪い噂がたってしまったのではないか?」
「あのときのあれが原因ではないのだろうか?」
そうではないと分かっちゃいるのですが,診療所長は心中穏やかではないのです.
患者さんが多くてフウフウいって診察しているときの方が気持ちの面では落ち着きます.

大病院の一医師だったときには,病院の患者数なんて気にすることはほとんどありませんでした.
しかし,村に唯一の小さな医療機関である診療所ではそうはいきません.
よくも悪くも自分の仕事(患者さんの診療や診療所の運営)に対する評価がかなりはっきりと見えてしまいます.
客商売をされている自営業の方達,本当によくこんなストレスに耐えられるなあ.尊敬してしまいます・・・

ということで,皆さん何でも気軽に相談にいらして下さいね!

0 件のコメント:

コメントを投稿

北海道胆振東部地震の経験 〜診療所かわら版2018年10月号より〜

  9月6日深夜3時、ついに北海道にも大きな地震災害が発生してしまいました。十勝の私たちの生活はほぼ正常化している一方、被災地の復興はまだまだ先が見通せない状況と報道で伝えられております。 1 日も早い復興をお祈りするばかりです。   さて、暖かい時期に、かつ比較的早期に生...